いち、にの、惨死

ライヴに行ったよ。とても楽しかったけれど、とても楽しかったこと以外はなんとなく記憶になかったりもして。ただ、日本語の歌詞で歌う人たちはなんだか情景が目に浮かんで、私はゆらゆらと体を揺らしていたし、英語の歌詞で歌う人たちは音も言葉もお洒落でかっこよくて、私は縦に横にと踊り狂ってた。ライヴハウスなんてお洒落な空間なのだけれど、窓から見えるのはどれもラブホテルばっかりで、それがなんだか妙に印象に残っている。
一番好きだったバンドは『YOUR ROMANCE』というバンドで、これはもう本当にサイコーでもうサイコーとかヤバいみたいな語彙力不足な感想しか言えなくなってしまうくらい素晴らしかった。最後にそのバンドのメンバーとちょっと話せたのだけれど、踊ってるの見られてたみたいで恥ずかしかった。反面、見てもらえたのは嬉しかったけれど。
最後に遊びに来ていた人と連れて行ってくれた会社の同期と三人でお酒を頂く約束をして終電で帰った。気づいたら終電の10分前で夜の道玄坂を猛ダッシュで駅まで向かった。私が必死で走ってるのにカップルと飲んだくれのオンパレードだったの、ちょっと納得いかない。
なんだ、意外といろいろ覚えているんじゃない。
ふと気が付くとその飲み会は火曜日に迫っているし、そもそもライヴ自体一週間前だしでああなんて時が経つのは早いのだろう。このまま私は老いさらばえて、身寄りのないままひっそりと孤独死する気がする。あなおそろしや。

音楽と言えば、最近またボカロにハマってる。特に梨本うい氏と彼が率いるバンド、あらいやかしこ(これはボカロではない)がアツい。かっこいいんだよ。聞こうよ。あなたも一緒に過呼吸ダンス。


全然関係ない話。
体調がだいぶ戻ってきた。相変わらず左足は痛むけれど、風邪はもうほとんどいいし、ものもらいもすっかりよくなった。反対に内臓がやられているけれど、よく考えたらこっちは万年こんな感じかも知れない。読んでくださっている方もどうか、気を付けて。
悲しいことも多いし、辛いことも多いけれど、死にたい気持ちばっかりだけれど、なんとか生きているみたい。それがいいことなのかわるいことなのかは、ちょっとよくわからない。
シャンプーもコンディショナーも洗顔までもだんだん量を減らして行って、大丈夫かな、このままなくなったら悲しいなって思うの。使えば使うだけなくなっていくのは、仕様のないことなのだけれど、一事が万事ずっとこんな感じ。大丈夫、笑えるさ。変幻自在のドーリス、前向思考のイミテーション、自他陶酔のファナティック。みんな素敵な人たちなのに、どうして私に優しくしてくれるのかな。拘泥わっているのかな。きっともっとずっといい人、いるはずなのにな。
何はともあれ、日曜日は映画を見に行く。大好きな漫画家さんの漫画が原作だから、公開前からずっと見たかったんだ。