かくも愛らしき猫耳ベビードール

みなさんご無沙汰しております。情緒です。

近頃あまりにブログを更新していないので、ask.fmで以前書いたものを再編集してお茶を濁そうのコーナーです。今回は以前書いた猫耳ビードールの魅力について改めて述べたいと思います。
まずは猫耳、ベビードールそれぞれの魅力、そして最後にそれらを合わせた時の魅力について書いています。それでは行ってみましょう。

 

猫耳の魅力
言わずと知れた萌えアイテム界のクィーン的存在。大別してカチューシャタイプとヘアピンタイプの二種類が存在する。近年では装着者の脳波をキャッチしてぴこぴこ動くという業物も登場。その人気は衰えることなく続いている。
第一に注目すべきはそのフォルムである。何せ、猫の耳だ。キュートで然るべきである。ふわふわの肌触りは見目にも愛くるしい。また、見た目のバリエーションが豊富なことにも触れておきたい。形としては三角型、横開き型、スコ型等。そこに加えそれぞれに長毛タイプ、短毛タイプ、鈴付きなどのバリエーション、柄や色など多岐に渡る。また、珍しいところではヘアピンタイプに見られるウィッグ型も存在する。ちなみに私は短毛横開き型白猫耳が好きだ。大好きだ。黒もいい。ヒョウ柄は勘弁つかまつる。
次に猫耳、引いては猫の持つイメージである。気まぐれ、奔放、甘え上手。猫耳猫耳であって猫そのものではないから、そういったイメージのいい部分だけを抽出することが出来るのだ。加えて、猫は愛玩動物である。ペットとして人気の高い動物だ。ここまで読んだ諸兄らはもう見えてきたであろう。そう、猫耳を付けた人間に附帯するイメージは一種の隷属だ。だがこれは犬とは違って軟禁のイメージであり、主従関係はあれど気持ちの面では対等か、それ以上である場合も在りうる。猫耳を付けた者は支配されているという認識の下であれば何をしても許されるのだ。べたべたに甘えてもいいし、つんけんとツレなくてもいいし、じりじりと攻めてもいいのだ。
つい長くなってしまったが、続いてベビードールの魅力に移る。覚悟はできているか。私は出来ているぞ。

 

・ベビードールの魅力
こちらは知らない人もいるであろう。アンダーバストの返しからカーテンのように透綾っぽい生地が広がる物がオーソドックスな形とされる、寝間着やルームウェアとしての下着の総称である。キャミソールを究極までお洒落にしたもの、というとイメージが付きやすいかも知れない(全然違うけれど)。情緒的生活を送る女性諸君のマストアイテムと言えよう。透け感のある生地で作られているものが多く、白、薄いピンク等が多くみられる。形としては前述のキャミソール型のほかに、前が完全に開いていてヒモやリボンで結ぶものや、フリルやリボンをたくさんあしらってよりかわいらしさを演出したドレスのようなものなどがある。The 女の子感があり1970年代に登場して以来、未だ根強い人気を誇っている。また、プレイスーツとしての需要も高く、オーソドックスな形から様々な(やらしい)アレンジが加えられている点にも着目したい。
はっきり言って、その破壊力は計り知れない。ベビードールの上にもこもこカーディガン等を羽織れば十分に部屋着として通用する形ながら、下着としての(ひょっとするとそれ以上の)無防備さを体現している。一方で上品さや可愛らしさは全く損なわれないのだ。これこそがベビードールの最大の魅力であると私は考える。ここまで来るといっそあざとい。そのあざとささえも魅力に取り込んでいる。
また、色味によって受ける印象が大きく変化する点にも注視したい。白や薄ピンクなら少女性を、黒や青なら大人の魅力を、赤や紫なら扇情的で小悪魔的な印象を与えてくれる。女性諸君は是非一度着用することをお勧めする。見た目の可愛らしさに加え、機能的にも優秀であることがよくわかるであろう。
ビードールを部屋着にすると、それだけで生活が豊かになるのだ。
さて、いよいよ大詰め。猫耳ビードールのお時間です。もう少しだけ付き合ってみようという好事家、もとい、酔狂な皆様、準備はよろしいだろうか。

 

猫耳ビードール
はい、来ました。来ちゃいましたよ""神""が。猫耳の魅力については前述の通りであるが、猫耳の真価はむしろ他と組み合わせた時にこそ最大限に発揮されるものである。併用されたアイテムの効力を数段飛ばしで跳ね上げる、言わば加速装置のようなものだ。そこにつけて、ベビードール。こうなってしまえばもう手が付けられない。バースト寸前だ。
猫耳のイメージにベビードールのイメージを乗算すれば、その可能性は無限大だ。コケティッシュであろうとあまあまキュートであろうとなんならエロス、エレガンス、スレイヴ、なんでもござれだ。
私はあえてここで短毛横開き型白猫耳に光沢のある白シルクのオーソドックスなベビードールをお勧めしたい。そこにあるのは少女性の顕現、愛くるしさの化身である。
そしてもう一つ、長毛三角型黒猫耳に赤に黒い縁取りの前開き型ベビードールを提言したい。扇情に悶える、コケティッシュモンスターの完成だ。

この記事を参考に、世の女性諸氏にはぜひ、猫耳ビードールにチャレンジしていただきたい。

 

以上、つらつらと書いてきたがいかがでしょうか。猫耳ビードールの魅力の一端でも理解が進んだなら書き手冥利に尽きるというものです。世の中でもっとたくさんの人が日常に猫耳ビードールを取り入れ、幸福な生活を送ってほしいと強く願います。

それでは。