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結婚式に疑問符。

■近年のブライダル事情

○○婚と称してそのカップルに合ったプランでの結婚式を挙げる、というのが今の風潮だそうで、中でも今は準備の段階から友人たちが手伝って式へ繋げる『シェアド婚(共有婚)』なんてのが流行だそうですね。近年のブライダル事情というものは本当に多岐に渡っていて、式の在り方も様々。言わずと知れた『ディズニー婚』や新郎新婦牧師みんなでボンベを背負って海中でやる『水中婚』、空から落ちながら誓いを交わす『スカイダイビング婚』なんてのまであるそうです。
いずれにしても結婚式というのはお金がかかるもの。挙式するための費用は全国平均で333.7万円と言われております。ご祝儀だなんだで回収したり、両家の親がある程度負担したりということがあっても、ぽんと出せる金額ではありません。そこで、費用を抑えて誰でも気軽に式を挙げようというスタイルの『スマ婚』や『家族挙式』といったものも人気を博しているのだとか。

そういった昨今の世相を見て私は思う訳です。「そこまでして結婚式を挙げたいのか」と。
別段私は結婚式そのものを否定するわけではありません。ですが、どうしてそんなにも結婚式に拘るのかという点に関しては、正直CMや広告やなんかを見て非常に強く思う所です。結婚式を挙げずに結婚するカップルに対して『ナシ婚』などという不名誉な呼称までつけて。ありきで考えるなよ!と言いたいのですよ私は。その点については本当にぷんすかちゃんだよ私は。

■結婚式とは何か
ここまで気軽に結婚式と書いてきましたが、そもそも結婚式とはなんでしょうか。
辞書を引くと"結婚の儀式。広義には、婚約儀礼・披露宴など婚姻に関する儀礼の総称。結婚式。婚儀。"なんてことが書いてあります。この結婚の儀式というものが、私からするとちょっとした「ハァ?」に感じる部分になります。
今、一般的に結婚式と聞いて想像するものは、言うまでもなくウェディングドレスや指輪の交換、牧師の前での誓いの言葉と言ったキリスト教式のものでしょう。単刀直入に言って、「そのクダリ要る?あなたキリスト教徒なの?誰に誓ってんの?」という疑問がまず浮かびます。日本のキリスト教人口は実に全国民の1%前後と言われております。神前式や仏前式においても同じことが言えますね。宗教に属している方はその宗派ごとの結婚式を挙げるになんら不思議はないのだけれど、特定の宗教に属していない方に関しては人前式や各地方に伝わる婚儀、極論を言えば親御さんへの挨拶で事足りるのではないかなと。
金額的な面でも楽になるでしょうし、時間も体力も使わずに済むからこのステップはまるまるカットでいいんじゃないかなってどうしても感じてしまいます。

■披露宴の規模感
続いて披露宴の話題になりますが、これも大々的にやるコトないんじゃないの?というのが私の意見でして。家族には個々でちゃんと報告を済ませて、友人たちは会費制のパーティにしてみんなでお祝いしたら事足りるじゃん。ウェディングドレスが見たい、着たいという理由でキリスト教式結婚式を挙げる方も多いと聞きますが、そういったパーティで着るのと教会で着るのとでは宗教的な理由がないならなんら変わりないのではないかと。ん?親への手紙?知るか。家でやれ!
とは言え、これは私が友人の少ないネクラだから言えることである、ということはここに書いておかなければなりません。友人が多く親戚とのつながりも強い、遠方に住んでいる親戚にも直接会ってという場合はむしろ大きく披露宴然とした披露宴を催した方が良いとも思います。その辺りは個々人の事情との兼ね合いだと思うし、そういうパーティー自体は私がいつか結婚するとしたらやりたいなぁ。

■まとめ
日本はことイベントに関しては大変雑食なところがあります。キリスト教にルーツを持つバレンタインやクリスマス、ケルト民族のお祭りにルーツを持つハロウィン。だからと言って結婚式まで海外式を真似てみなくたっていいのではないかなと常々思います。やりたい人を否定なんてことはもちろんしません。今回一番言いたかったのは、本当に"この人を愛していきます"と誓うべきは誰なのか、少しだけ考えてみてもいいんじゃない?ということ。結婚式に使うためのお金を結婚後の生活に回せたらきっとハッピーなんじゃないかな、とも思いますし。
そんなところで今回はお開きとさせて頂きます。
ありがとうございました。